朝5時半起床。2019年の飛行機乗り納め旅に出るため羽田空港へ。
今日のルートは、那覇空港経由新千歳行き。過去のブログにも搭乗しているルートである。おっと…乗り物記事あるあるだが、この場合「登場」が正しい漢字である。
羽田空港を出発して沖縄・那覇空港へ。那覇空港で「紅いもソフトクリーム」を堪能して、味を忘れぬうちに飛行機を乗り換え、新千歳空港で引き続きソフトクリームを食べる計画である。
以前も乗ったルートだから、チェックインは慣れたものである。と、思っていたが甘かった。
今回も例外なく特殊な手配方法をとっていたのだが、その場合、空港のチェックイン機が使えない。(QRコードやクレジットカードをかざせば保安検査場通過も飛行機にも乗ることも可能である。これは紙の搭乗券を集めている筆者の収集癖である)
困ったときのプレミアムチェックインカウンター。トラブルがあったときはプロに頼むのが一番であるのだが、荷物を預ける訳でもなく、紙のチケットが出てこないことに困り果てた一人の乗客が駆け込んだだめ、回りにはご迷惑をお掛けしてしまったと反省。
いつも通り、ANAカードを提示して、状況とこちらの要望を伝える。
「チェックイン機でエラーとなってしまい、紙の搭乗券をお願いします!」
ビックリマークをつけてみたが、思いっきり元気な声であるはずもなく、できるだけ紳士的にお願いをしてみた。小学生の挨拶ばりに、元気良く言ったところで、プレミアムチェックインカウンターの選ばれし者のみが立ち入ることが許されたその場の雰囲気は台無しになってしまう。
たまにイライラして、カウンターのお姉さんに怒鳴り散らすおっさんが居たりするが、回りから見たら相当な不愉快である。万が一、加齢によるものだとすれば、筆者もそのうちやって来る老いには十分に備えたい。
羽田空港から那覇空港までのチケットの手配は出来たようだ。
しかし、どうにもこうにも那覇から新千歳へのチケットの発券出来ないようだ。
筆者はトラブルも、また旅の思い出と考えるようにしている。イライラしたり、怒鳴ったりしたところで、解決することは何もない。こういう時こそ楽しむ余裕が大事である。
グランドスタッフから、たまに面白い質問が来ることがある。
「お預けのお荷物はありますか?」
「○○空港からお乗り継ぎはございますか?」
こんなレベルではない。
「ご年齢をお伺いできますか?」
今回の質問には、正直笑ってしまった。
『紙の搭乗券が欲しいなんて、あなた子供ね』
と言うことかと思ったが、どうやら違うらしい。
航空会社の規定で特定の座席を指定していると、この質問が来るらしい。
結局、羽田空港での発券は出来ず、那覇空港に引き継がれることに…。
搭乗記と書いているのに、搭乗するまでにかなり長い文章になってしまった。申し訳ない。
結局ラウンジに寄る時間がなくなってしまい、保安検査場を抜けてそのまま搭乗ゲートへ。
イチロー選手がバッターボックスに立つときにルーティンを欠かさないように、私も搭乗前の青汁牛乳という儀式があるのだが、今回は見送ることとなった。
搭乗ゲート近くにANA Festaがあったので、食料を調達。羽田空港から那覇空港までが3時間で、那覇空港から新千歳空港までが4時間。合計7時間。一言で言えば、奇行である。
本日の搭乗機はJA744A(B777-200)
今回は中央座席で外の景色が楽しめないだろうと、買い込んだ食事を堪能することにした。
これが地球上に無いと生きていけない。というレベルではないが、どこか旅に出るときは、いつも崎陽軒のシウマイ弁当にしている。一度も分析したことはないが、おそらく外れがないことが選定理由であろう。
日本列島は全国的に曇りや雨の天気予報。
ランウェイ05から飛び立った飛行機は、力強くぐんぐんと上昇。所々揺れたりしながら雲の上まで。
非常口の小窓からスマホで1枚。
窓の小さな傷がついてしまっており、なかなか綺麗に撮ることが出来なかった。
※古くなった窓は定期的に交換がされているようで、ANAの機体工場見学の売店には、窓廃材を使ったキーホルダーが売られている。
ドリンクと一緒にさりげなくおしぼりを出してくれるのは、さすがのおもてなしである。
3時間のフライトはあっという間に終了。
那覇空港に到着。機長からの情報によると、現地の気温は20℃だそう。ヒートテックインナーに、パーカー&マウンテンジャケット。新千歳空港用の格好では明らかに厚着である。
搭乗口から手荷物テーブルに移動して、那覇空港の1階到着ロビーへ。そしてチェックインカウンターのある3階へ。
そんなわけで、遅延もなく無事1フライト目終了である。
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